投資

VVIX/VIX比で相場を予測

カガミルです。
レバレッジETFとビットコインに投資をしています。

皆様は高橋ダン氏をご存知でしょうか。

ダン氏はYoutube動画で、相場を予測する指標としてVVIX/VIX比を提唱していました。

この記事ではVVIX/VIX比とS&P 500の過去のデータを元に、相場を予測できるかを検証しました。

VIXとは

まずVIXについて簡単な解説です。

VIXとはVolatility Indexの略で、「恐怖指数」とも呼ばれます。通常はS&P 500を対象とした指数なので、特に断りがない限りこれで説明します。

VIXはS&P 500のオプションの変動の大きさから計算され、今後30日間のS&P 500の予測変動範囲を示しているとされます。

VIXのデータはこちらから見ることができます。

https://jp.investing.com/indices/volatility-s-p-500

多くの投資家は以下のように捉えています。

VIXが高値(20以上):株価が下落するリスクが高い、売り相場

VIXが低値(20未満):株価の安定〜上昇が見込まれ、買い相場

ただしこの通りにトレードすればいつもうまく行くわけではありません。

実際2020年4月以降はほとんどの期間VIXが20を超えていたにも関わらず、株価は上昇し続けました。VIXのみで判断した場合には買うチャンスを逃し続けたことになります。

このように、VIXは単独ではなく他の判断材料と合わせて用いることが重要です。

なお他の指標にも恐怖指数が設定されている場合があります。例えばナスダック100のボラティリティはVXNです。

https://finance.yahoo.com/quote/%5EVXN?p=%5EVXN



VV比 (VVIX/VIX)

VVIXとはVolatility of VIX、つまりVIXの変動の大きさを示す数値です。今後30日間のVIXの変動の予測変動範囲を示すとされます。

データはこちらから見ることができます。

https://jp.investing.com/indices/cboe-vix-volatility

このVVIXをVIXで割ればVVIX/VIX比が求められます。以下では略して「VV比」と記載することにします。

VV比のデータはExcelで計算できますが、TradingViewで見ることもできます。

https://jp.tradingview.com/

トップの検索窓に以下のように “VVIX/VIX” と入力し、Enterを押してみてください。

以下のような画面が表示され、最近までのVV比を見ることができます。

私は毎朝ExcelファイルにVVIX、VIX、S&P 500のデータを入力してVV比を算出し、チェックしています。

S&P 500のデータはこちらから見られます。

https://jp.investing.com/indices/us-spx-500-historical-data



VV比とS&P 500

上記のInvesting.comのサイトでは、2011年10月以降のVVIXのデータを入手できました。

これ以降でVV比とS&P 500の過去のデータを見たところ、概ね以下のような傾向があるようです。

・VV比が高値(8-10以上)
➡︎株価は上昇し相場が過熱状態。

・VV比が低値(2-3)
➡︎株価は下落しているが底打ちが近い
可能性あり。

・VV比が上昇傾向
➡︎株価は上昇傾向

・VV比が下落傾向または急落
➡︎株価は下落傾向または急落

実際のチャートとともに見てみましょう。

2020年

コロナショックで相場が大幅に下落したのは記憶に新しいところです。

コロナショックの前後のVV比とS&P 500をグラフにすると以下の通りです。青線と左軸がS&P 500、オレンジの線と右軸がVV比です。

VV比はS&P 500が急落するのと同時期かわずかに先行して急落しています。
相場の回復過程では、S&P 500にやや先行して上昇傾向を示しています。

2018-2019年

2018年の後半には株価が下落傾向で、クリスマスの下落は「クリスマスショック」とも呼ばれました。その前後で見てみましょう。

VV比はS&P 500が下落トレンドに入るのより前から下落傾向を示しているように見えます。
株価の底打ち後は上昇傾向を示しています。

2017年以前

2011年10月から2017年末までのグラフはまとめて示します。

この期間は株価の大きな下落はなく順調な相場でした。

そんな中でも、VV比の下落時にはS&P 500も下落する傾向があるようです。



終わりに

VV比について解説し、過去のS&P 500との関連を検証しました。

確かにVV比とS&P 500はよく連動しています。個人的な印象ですが、VV比はVIXよりも長期で見るべき数値だと感じました。

ただ重要なのは、VV比がS&P 500の先行指標になるかという点です。同時に動くのであればS&P 500そのもののチャート分析をすればよいからです。

2021年3月上旬現在、グラフを見るとVV比とS&P 500は2月16日頃からほぼ同じタイミングで下落傾向に入ったようです。今後しばらく下落が続くのでしょうか。

VV比の有用性については今後も検証を続けていきたいと思います。

投資はくれぐれも自己責任で。

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ABOUT ME
カガミル
理三→東大医学部卒の医師です。 2019年生まれの息子の子育て中。 子育て、教育、東大医学部/医療、投資について発信します。

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