株式投資

ダウにレバレッジ投資 〜NYダウ・トリプル・レバレッジとUDOW〜

カガミルです。
レバレッジETFとビットコインに投資しています。

前回記事では、ダウ平均にレバレッジをかけずに投資する方法について解説しました。

今回は、ダウ平均にレバレッジをかけたETFと投資信託を紹介します。

2021年4月現在、外国株式指数に3倍のレバレッジをかけられる投資信託は、NYダウ・トリプル・レバレッジとNASDAQ100 3倍ブル、NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)しかありません。
(2倍のものは複数あります。)

ただしNASDAQ100 3倍ブルは大幅下落した際に「安定運用への切り替え」の可能性があり(後述)、私はこの点が問題だと考えています。
一方NYダウ・トリプル・レバレッジにはこのような設計はありません。

合わせて、ダウ平均のレバレッジETFであるUDOWとDDMについても紹介します。

NYダウ・トリプル・レバレッジ

このブログではおなじみの大和アセットマネジメントが販売している投資信託です。

詳細はこちらのページをご覧ください。

日々の基準価額の値動きがダウ・ジョーンズ工業株価平均(米ドルベース)の値動きの3倍程度となることをめざす

という商品です。

NYダウ・トリプル・レバレッジの基本情報

設定開始日:2020年3月30日

購入時手数料:販売会社が定める率で上限2.2%だが、ネット証券では無料

年間の経費率:1.1%(税込)

純資産総額:28.62億円(2021年4月30日現在)

信託期間について、以下の記載があります。

2030年3月29日まで(2020年3月30日当初設定)受益者に有利であると認めたときは、受託会社と合意のうえ、信託期間を延長できます。

残念ながら、信託期間は無期限ではありません。

順調に資産が増加すれば、会社としても延長したいはずですが、確定的なことは言えません。この点は外国の会社が販売しているETFと異なります。

為替ヘッジありの商品で、この点はNASDAQ100 3倍ブルと同じです。

異なるのは、

NASDAQ100 3倍ブルの「安定運用への切り替え」はない

という点です。

こちらの記事に書いた通り、NASDAQ100 3倍ブルは

準価額が5営業日連続して1,000円未満となった場合、最長3カ月程度運用を継続した後、わが国の短期金融商品等による安定運用に切り替えを行ないます。

という設計で、勝手に損切りされてしまうのです。

この点が自分の戦略に合わないという人もいるでしょう。

NYダウ・トリプル・レバレッジにはこのような設計はないため、安心して持つことができます。



UDOW(レバレッジ3倍)

ダウ平均の3倍レバレッジETFであるUDOWを紹介します。

概要

正式名称

プロシェアーズ・ウルトラプロ・ダウ30
(ProShares UltraPro Dow30)

多くのレバレッジETFを手がけているProshares社が運営しています。

1日の変動がダウ平均の3倍となるように設計されています。

設定時期

2010年2月9日です。

なおProshares社は同日にTQQQの販売も開始しています。

配当利回り

年に2ー4回、ごくわずかな分配金を出しています。2021年4月30日現在の利回りは0.18%です。

レバレッジETFですので、主目的はキャピタルゲイン目的です。

経費率

0.95%と、レバレッジETFとしては妥当なところです。

流動性

純資産 8.5億ドル

平均出来高 1,343,222

(2021年4月30日現在)

流動性は、SPXLやTECL、SOXLにやや劣るレベルです。

購入できる証券会社

残念ながらUDOWは国内大手証券会社では購入ができません。サクソバンク証券では購入可能です。



DDM(レバレッジ2倍)

DDMはダウ平均に2倍のレバレッジをかけたETFです。

正式名称

プロシェアーズ・ウルトラ・ダウ30
(ProShares Ultra Dow30)

UDOWと同じくProShares社の商品です。

販売開始日は2006年6月19日です。

経費率は0.95%とレバレッジETFにしては妥当なところです。

流動性については以下の通りです。

純資産 4.43億ドル

平均出来高 517,456

(2021年4月30日現在)

同じレバレッジ2倍のQLDやSSOには劣るものの、まずまずと言えるでしょう。

DDMも国内大手証券会社では購入不可、サクソバンク証券で購入可能です。

ダウにレバレッジ投資をすべきか

結論として、私はSPXLで十分だと思います。

NYダウ・トリプル・レバレッジに全くメリットがないわけではありません。ドル転は不要ですし、端数を出すことなく日本円で好きな金額だけ買うことができるという投資信託のメリットがあります。

ただ日本円のままレバレッジ投資をするなら、以下で紹介しているiFreeシリーズの方がよいのではないでしょうか。

資産を全額これらに投資すれば、レバレッジを2倍にすることができます。

どうしても日本円で2倍を超えるレバレッジをかけたいなら、NYダウ・トリプル・レバレッジかNASDAQ100 3倍ブルを使うしかありません。

ただ、たびたび弊ブログでお伝えしていますが、個人投資家にとって、ポートフォリオ全体のレバレッジは多くて1.5〜2倍程度がいいと思います。リスクを抑えるなら1.2倍〜1.5倍といったところでしょう。

UDOWについても同様です。

ダウ平均が今後市場平均を上回ることを予想するならUDOWに投資するのも選択肢ですが、私ならよりインデックスのパフォーマンスを反映するSPXLに投資します。レバレッジ2倍なら、DDMではなくSSOに投資します。

参考になれば幸いです。

投資はくれぐれも自己責任で。

皆様の応援が励みになります。
1日1回、クリック(↓)をよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

ABOUT ME
カガミル
理三→東大医学部卒の医師です。 息子が二人います。 子育て、教育、東大医学部/医療、投資について発信します。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA