株式投資

未来のNASDAQ100?NASDAQ次世代50に投資

カガミルです。
レバレッジETFとビットコインに投資しています。

初回公開日:2021年6月9日

最終更新日:2022年3月7日

資産状況についての記事に書きましたが、私はNASDAQ100にレバレッジ投資をしていて、QLDとTQQQを長期保有する予定です。

NASDAQ100は、ナスダック市場に上場している時価総額トップ100銘柄(金融除く)であることはご存知だと思います。

今回紹介する商品は、ナスダック101位から150位の銘柄にまとめて投資できる商品です。つまり、成長すれば将来NASDAQ100に組み込まれるかもしれない銘柄に投資することになります。

ETFのQQQNと、それに対応する投資信託のiFreeNEXT NASDAQ次世代50を紹介します。

QQQNとは

概要

正式名称

VictoryShares Nasdaq Next 50 ETF

Victory Capital Holdingsが販売しているVictoryShares ETFの1つです。

連動する指数はNASDAQ Q-50指数(Nasdaq Q-50 Index)です。

NASDAQ Q-50指数

ナスダック市場に上場している国内外の企業で、現在NASDAQ100に含まれていない、時価総額が上位50位の企業から算出される時価総額加重型指数
(金融を除く)

つまり、ナスダック市場で上位101位から150位までの銘柄ということになります。

NASDAQ Q-50指数は、2007年10月に150を基準値として設定開始となりました。

構成銘柄

2022年3月4日現在の構成銘柄トップ10はこちらです。

QQQN構成銘柄トップ10

ABNB, TTD, EXPE, CERN, MDB, CSGP, CCEP, CDW, FANG, STX

(最新情報はこちら

暫定一位のABNB(Airbnb)宿泊施設を扱うpeer-to-peer(P2P)サービスで、グロース株投資家なら聞いたことがあるのではないでしょうか。

ABNBは2021年12月にNASDAQ100に組み込まれることが決定したため、近々QQQNから外れると思われます。

一方で知名度の低い銘柄も多数含まれています。

ところでNASDAQ100についてですが、毎年12月に時価総額の順位を元に以下のルールにより銘柄が入れ替えられます。

・上位100位以内であれば残留

・構成銘柄で上位101位から125位までの場合、前年の時価総額が100位以内であれば残留、101位内でなければ外される。

・構成銘柄で上位125位以内でなければ、前年の順位にかかわらず外される。

・代わりにナスダック100に組み込まれるのは、非構成銘柄のうち最も時価総額の大きい銘柄。

実際この組み替えにより、サイバーセキュリティの有力企業であるCRWDは2021年にNASDAQ100の仲間入りをしました。

これからも、今のNASDAQ100から脱落する銘柄が出て、QQQNの1位の銘柄がNASDAQ100に組み込まれることでしょう。

逆に、一度はNASDAQ100に組み込まれていたものの除外された銘柄もQQQNに含まれることに注意が必要です。

ずば抜けて大きな割合を占める銘柄はなく、時価総額に比例した組み入れ率になっています。

設定時期

2020年9月9日と、まだ設定されて間もないです。

配当利回り

2020年の10月と12月、2021年の3月と4月にわずかに分配金を出しています。

また設定されて1年未満であり、分配時期が固定されているのかは不明です。

経費率

0.18%とリーズナブルです。なんとQQQの0.20%よりも低いです。

流動性

時価総額 1.42億ドル

平均出来高 46,295

(2021年6月3日)

流動性は低めであり、一度に多量の売買は避けた方がよさそうです。新しいETFなので今後に期待です。

購入できる証券会社

残念ながらQQQNは国内大手証券会社では購入できません。以前はサクソバンク証券では購入できたのですが、2021年の後半にできなくなりました。

QQQNを購入するには海外証券口座が必要です。



iFreeNEXT NASDAQ次世代50とは

概要

iFreeシリーズでおなじみの大和アセットマネジメントが販売している投資信託です。

詳細はこちらのサイトをご覧ください。

米国の株式に投資し、NASDAQ Q-50指数(円ベース)の動きに連動した投資成果を目指す

という商品です。

iFreeNEXT NASDAQ次世代50の概要

設定開始日:2021年1月13日

購入時手数料:なし

年間経費率:0.495%

純資産総額:29.89億円(2021年6月3日現在)

為替ヘッジを行わないので、為替の影響を直接受けます。

QQQNとの比較

QQQNとiFreeNEXT NASDAQ次世代50の値動きの比較も行いたいところですが、日が浅いため見送ります。

iFreeの投資信託についてはいくつか記事にしましたが、いずれも値動きは米国ETFとほぼ一致し乖離は少なかったです。

iFreeNEXT NASDAQ次世代50もきっとQQQNによく連動することでしょう。

投資信託なので流動性はETFに劣ります。
この点は以前の記事で解説していますのでご覧ください。



QQQN、iFreeNEXT NASDAQ次世代50に投資すべきか

QQQNは将来有望な銘柄が含まれる一方、NASDAQ100から脱落した銘柄も含まれます。

設定後はQQQと同等以上のパフォーマンスですが、この傾向が今後持続する保証はありません。

ポートフォリオに加えるとしても、コアではなくサテライトでの運用が適していると思います。

もし100には入らない銘柄までカバーするなら、

QQQ + QQQN

というポートフォリオを作ってもよいかもしれません。

ただし、QQQNを買うハードルの高さを考えれば、国内証券の特定口座で買えるiFreeNEXT NASDAQ次世代50を選んだ方が良さそうです。

またQQQNの構成銘柄の中から有望な銘柄を見つけ、個別株に投資するという手もあるでしょう。



QQQNのリターン

QQQNのパフォーマンスをQQQと比較してみましょう。

設定からの1年間

まずは、2020年9月の設定から1年間のチャートです。

設定開始後、QQQN(青)はしばらくの間QQQ(紫)を上回っていました。

コロナショック後の金融緩和を受けて、ナスダックの有望株に資金が流入したのが一因かもしれません。

ただ2021年2月頃から徐々にその差が縮まり、9月には大差ないレベルとなりました。

2021年末以降

2021年12月から、NASDAQ100は金利上昇により下落し始めました。さらに2022年2月にロシアがウクライナに侵攻したことで、地政学的リスクの影響も受けました。

NASDAQ100がピークをつけた11月19日から、3月4日までの両者のチャートは以下のようになります。

この期間の下落率は

QQQ -16.5%

QQQN -22.9%

と、QQQNの方がかなり大きく下落しました。

潜在能力の高い企業が多いそうなQQQNですが、小型株で構成されるため

好景気には高いリターンが期待できるが、不景気には弱い

というのが特徴と思われます。

その点に注意した上で投資するかどうか考えてみてください。

投資はくれぐれも自己責任で。

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