株式投資

QQQAでナスダック100指数にモメンタム投資

カガミルです。
レバレッジETFとビットコインに投資しています。

2021年8月上旬現在、ナスダック100指数の上昇はとどまることを知りません。レバナスまたはQLDに投資している方は含み益が拡大していることでしょう。

そのナスダック100指数にモメンタム投資ができるETFが、最近販売開始となりました。

それが本記事で紹介するQQQAです。

モメンタム投資とは

モメンタム(momentum)という言葉には「勢い」「運動量」といった意味があります。物理の「モーメント」という言葉に聞き覚えのある人もいるでしょう。

モメンタム投資は相場の勢いに乗る投資法であり、順張り投資の一種と言えます。

投資している対象の勢いが弱まれば、別の対象に乗り換えることでリターンの向上を狙います。

例として、こちらの書籍で紹介されているGEM(グローバル・エクイティ・モメンタム)法を紹介します。


モメンタム投資についてより詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。

GEM法は、対象の「勢い」に注目して以下のような売買を行うというものです。

毎月、

①過去1年間の株と債券のリターンを比較する。
(株は、S&P 500と非米国株のうちリターンが高い方)

②全資金を、①でリターンが高い方に振り分ける。

例えば株を持っていた場合は、過去1年間の株のリターンが高ければ株をそのまま持ち続ける、債券のリターンが高ければ全額を債券に振り替えるということになります。

この「勢いのある方に乗り換える」というシンプルな方法により、S&P 500のみを保有し続けた場合と比べて、リターンとシャープレシオが大幅に上回り、最大ドローダウンは大幅に下回ったのです。

今後も同様の傾向が続くのなら興味深い投資法だと思います。

QQQAの構成要素は全てナスダック100指数に含まれる株ですが、その中から勢いがあるものをピックアップするという点は共通しています。



QQQAとは

概要

正式名称

Nasdaq-100 Dorsey Wright Momentum ETF

ナスダック100指数の銘柄を対象にモメンタム投資をすることで、アウトパフォームすることを目指すETFです。

連動する指数は、Nasdaq-100 Dorsey Wright Momentum Indexです。

この指数は、モメンタム投資のグローバルリーダーとされるドーシー・ライト社により運営されています。会社独自の「相対的強さ」によるアプローチに基づいて、トップ21銘柄を選択します。

銘柄入れ替えは3ヶ月ごと(1月、4月、7月、11月)に行われます。

特徴として、リバランスでは21銘柄が均等の比率になるよう割り当てます。この点は、S&P 500などの時価総額加重平均型指数と異なります。

(以上はこちらのページより引用しました。)

QQQAは、ナスダック100指数の構成銘柄のうち最も勢いのある21銘柄に均等に投資するETF

構成銘柄

最近の全構成銘柄は以下の21銘柄です。

barchart.comより。2021年8月7日現在)

日々の変動によりずれが生じているものの、銘柄の比率はほぼ均等です。

Googleとテスラは入っていますが、Apple、Microsoft、Facebook、Amazonは組み込まれていません。一方で、あまりなじみのない銘柄が多数含まれています。

上位銘柄(IDXX, ASML, GOOGL, KHC)のここ1年のリターンを、QQQと比較してみましょう。

KHC以外の3銘柄はQQQ(灰色)を大きく上回っていることがわかります。確かに上位は勢いがある銘柄と言えそうです。

その他の情報

設定日は2021年5月20日です。

販売開始されて間もないためか、まだ無配です。

Yahoo Financeには経費率も時価総額も掲載されていません。8月6日の出来高は21,072と流動性は低そうです。

日本の大手証券会社では購入ができません。サクソバンク証券では購入可能です。

パフォーマンス

販売が開始されてわずか2ヶ月強ですが、5月20日から8月6日現在までのリターンをQQQと比較してみましょう。

QQQAのリターンはQQQを下回っていますが、ある程度長い期間で比較しないと何とも言えません。



QQQAに投資すべきか

QQQAはナスダック100指数にモメンタム投資ができる唯一のETFであり、面白いETFだと思います。

ただし、ナスダック100指数のうち21の企業にしか投資できません。AppleにもMicrosoftにもFacebookにもAmazonにも投資できないのです(将来組み込まれる可能性はありますが)。

また、モメンタム投資がこの先通用するかどうかという問題もあります。QQQをコンスタントに上回れないのならそれほど持つ必要性を感じません。サクソバンク証券などの口座が必要など、購入におけるハードルもあります。

したがって多くの人はQQQで十分だと良いと思います。QQQAを持つとしてもサテライトの一部としてでしょう。

ただ面白そうなので、私はQQQAの今後のリターンや動向を見守っていきたいと思います。

投資はくれぐれも自己責任で。

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ABOUT ME
カガミル
理三→東大医学部卒の医師です。 2019年生まれの息子の子育て中。 子育て、教育、東大医学部/医療、投資について発信します。

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