株式投資

NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)は機能している?ここ半年をTQQQと比較

カガミルです。
レバレッジETFとビットコインに投資しています。

レバナスはナスダック100指数に2倍のレバレッジをかけることができる投資信託です。

ナスダック100指数に3倍のレバレッジをかけられる投資信託として、NASDAQ100 3倍ブルNASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)があります。

以下では、NASDAQ100トリプル(マルチアイ搭載)を「マルチアイ」と略して書きます。

NASDAQ100 3倍ブルは日々の値動きがナスダック100指数の3倍になるように設計されているので、理想的にはTQQQとほぼ同じ動きをするはずです。

一方マルチアイは複数の指標を用いてリスク管理をしているとのことですが、中身はブラックボックスであり、TQQQにどの程度連動できるかは未知数でした。

そこでマルチアイが販売開始されて半年が経過した現時点で、戦略が機能しているかを検証しました。

NASDAQ100 3倍ブルのリターンについても合わせて検証しています。

QQQとTQQQのリターン

まず、この半年のQQQとTQQQのリターンを見てみましょう。

マルチアイが販売開始となったのは2021年3月26日です。この日のQQQとTQQQの価格を1としたグラフが下です。

QQQ
リターン +18.1%
最大ドローダウン -7.34%

TQQQ
リターン +59.9%
最大ドローダウン -21.1%

QQQが+18.1%と好調ですが、TQQQはその3倍以上上昇しています。ここ半年の上昇相場ではレバレッジ3倍の効果が発揮されたことがわかります。

5月に下落があったものの、QQQの最大ドローダウンは7%台とたいした下落幅ではありませんでした。



TQQQ vs. NASDAQ100 3倍ブル vs. マルチアイ

今度は、TQQQとNASDAQ100 3倍ブルとマルチアイのリターンを比較します。

米国市場の値動きが投資信託に反映されるのは日本時間の次の営業日なので、1〜数日遅れます。

なお、NASDAQ100 3倍ブルとマルチアイはいずれも「為替ヘッジあり」なので、評価額を比較する際に為替を考慮する必要はありません。

2021年3月26日の価格を1とすると、半年間のチャートは下のようになります。

TQQQ +59.9%(再掲)

NASDAQ100 3倍ブル +65.6%

マルチアイ +59.9%

グラフがところどころ切れているのは、日本または米国の市場が休場のためです。

3つのチャートはほぼ重なりますが、意外にもナスダック100 3倍ブルのリターンが最高でした。ただしこの傾向が今後も続くかはわかりません。

そしてマルチアイのリターンはTQQQとほぼ同じでした。複数の指標を用いたリスク管理がうまくいっているようです。



NASDAQ100 3倍ブル、マルチアイに投資すべき?

以上より、この半年ではNASDAQ100 3倍ブルはほぼTQQQに連動し、マルチアイの指標は機能しているとわかりました。

ではこの結果をもとに、NASDAQ100 3倍ブルやマルチアイに投資するのは妥当でしょうか。

以前もお伝えした通り、ナスダック100指数に3倍のレバレッジをかける場合に私が最も推奨するのはTQQQです。どうしてもTQQQを購入できない場合にはじめてこれらの投信を検討すべきです。

NASDAQ100 3倍ブルの欠点については過去記事で解説しているので、それも含めてご検討ください。

マルチアイはこの半年TQQQとほぼ同じ値動きをしたので、投資してもよさそうに思えます。

しかしここ半年は下落幅も低い安定した相場でした。マルチアイの戦略が大規模な経済危機(例えばリーマンショック級)で同じように機能する保証はありません。

例として、急落時にマルチアイが保有する先物を売るタイミングが遅れれば、TQQQ以上に大きく下落する可能性があります。

その点をご理解の上、投資すべきかどうか判断してみてください。

参考になれば幸いです。

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ABOUT ME
カガミル
理三→東大医学部卒の医師です。 2019年生まれの息子の子育て中。 子育て、教育、東大医学部/医療、投資について発信します。

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