株式投資

KWEBとCWEB 〜中国のインターネット企業に投資〜

カガミルです。
TQQQなどのレバレッジETFに投資をしています。

今回の記事では、KWEBとCWEBを紹介します。

KWEBは中国のインターネット企業に投資するETFで、それに2倍のレバレッジをかけたETFがCWEBです。

CWEBは日本の大手証券会社で購入可能です。

成長が期待できる中国企業に投資する一つの手段になるかもしれません。

KWEBとは

基本情報

Krane Funds Advisorsが販売しているETFで、正式名称は以下の通りです。

KraneShares CSIチャイナインターネットETF

連動する指数はこちらです。

CSIオーバーシーズ・チャイナ・インターネット指数

中国を拠点とする、主要事業がインターネットまたはその関連事業である企業に投資できます。

構成銘柄

構成銘柄トップ10は以下の通りです。

(2021年3月25日現在)

出典 https://kraneshares.com/kweb/

構成企業は四十数社とそれほど多くありません。
しかしその顔ぶれはテンセント、アリババ、メイトゥアン、拼多多、バイドゥ…投資家にはおなじみの中国企業ばかりで、少数精鋭という印象を持ちます。

設定開始日

設定開始日は2013年7月31日です。

配当利回り

ここ5年の分配金額は以下の通りです。

配当日分配金額(ドル)
2020年12月29日0.221
2019年12月27日0.041
2018年12月26日1.275
2017年12月19日0.338
2016年12月20日0.414

年1回分配金が出ていますが年度によりばらつきがあります。

2020年12月29日時点での利回りは0.31%でした。

配当目的には向かない、キャピタルゲイン狙いのETFといえます。

経費率

経費率は0.73%と、レバレッジなしのETFとしてはかなり高額です。

中国の有力企業にまとめて投資できるというメリットがあるとしても、この経費率に見合うか慎重な判断が必要です。



CWEBとは

基本情報

正式名称は以下の通りです。

Direxionデイリー・CSI中国インターネット指数株・ブル2倍ETF

レバレッジETF投資家にはおなじみの、Direxion社の商品です。

CSIオーバーシーズ・チャイナ・インターネット指数の2倍の連動を目指しています。すなわち、KWEBに2倍のレバレッジをかけています。

KWEBは日本の大手証券会社(楽天証券、SBI証券、マネックス証券)では購入できませんが、なぜかCWEBは購入できます。日本から購入するならCWEBの方が便利でしょう。

設定開始日

設定開始日は2016年11月2日と、比較的新しいレバレッジETFです。

利回り

2019年までは分配金がありましたが、2020年は無配でした。
TQQQもそうですが、レバレッジETFには無配のものが多くあります。

経費率

経費率は1.3%です。

レバレッジETFは経費率が1%前後の物が多いですが、その中でもやや高めという水準です。



KWEBとCWEBのパフォーマンス

リターンとリスク

KWEB

KWEBについては、QQQ、VOOと比較します。期間はKWEB設定後の2013年8月から2020年末とします。

最終的なリターンは、QQQ>KWEB>VOOです。
KWEBの特徴として値動きが激しいことがわかります。リターンがQQQを上回っている時期もありますが、リスク(標準偏差やドローダウン)は最大です。

CWEB

こちらは、レバレッジが同じ2倍であるQLD (ナスダック100)、SSO(S&P 500)と比較してみましょう。期間は2016年12月から2020年末までとします。

レバレッジをかけている分、KWEBより値動きが激しいことがわかります。この期間のリターンはQLDには劣り、SSOをわずかに上回ります。

しかし2020年以降だと景色が違って見えます。

CWEBのリターンはQLD、SSOを上回っています。
しかもリスクは最小で、シャープレシオは最大です。

2020年のテンセントをはじめとする中国株の躍進が反映された結果です。

流動性

たびたび弊ブログでお伝えしていますが、特にレバレッジETFでは流動性が重要です。
それぞれの時価総額と出来高を見てみましょう。

KWEB:時価総額 37.9億ドル、平均出来高 2,118,988

CWEB:時価総額 0.56億ドル、平均出来高 49,744

(2021年1月6日現在)

KWEBの流動性は個人投資家には十分でしょう。

一方CWEBの流動性は以前ブログで取り上げたWEBLと大差ないレベルの低さで、相場が急激に動いた時にきちんと連動するに不安が残ります。



私の投資状況

2021年3月にCWEBへの投資を開始しました。

CWEB1株あたりの価格は70ドル前後で買いやすいと思います。

25万円ほどですが、長期間保有し続けたいと思います。

経過はブログで報告します。最近の資産状況についてはこちらをご覧ください。

終わりに

CWEBは中国企業の躍進を受け、2020年にはQLD以上のパフォーマンスを発揮しています。
今後中国が世界の覇権を握るようなことがあれば、いっそう優れたパフォーマンスを発揮するかもしれません。

レバレッジド・コア・サテライトの記事にも書きましたが、多くの投資家にとってレバレッジ3倍は高すぎると思います。CWEBのようなレバレッジ2倍のETFの方が、個人投資家には扱いやすいのではないでしょうか。

私は今のところナスダック100に連動するQLDを主軸に据えていますが、CWEBにも少額投資しています。
動向を引き続き注視していきたいと思います。

投資はくれぐれも自己責任で。

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ABOUT ME
カガミル
理三→東大医学部卒の医師です。 2019年生まれの息子の子育て中。 子育て、教育、東大医学部/医療、投資について発信します。

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