レバレッジETF

KWEBとCWEB 〜中国のインターネット企業に投資〜

カガミルです。
TQQQなどのレバレッジETFに投資をしています。

今回の記事では、KWEBとCWEBを紹介します。

KWEBは中国のインターネット企業に投資するETFで、それに2倍のレバレッジをかけたETFがCWEBです。

CWEBは日本の大手証券会社で購入可能です。

成長が期待できる中国企業に投資する一つの手段になるかもしれません。

KWEBとは

基本情報

Krane Funds Advisorsが販売しているETFで、正式名称は

KraneShares CSIチャイナインターネットETF

「CSIオーバーシーズ・チャイナ・インターネット指数」への連動を目指します。これにより中国のインターネット関連企業に投資できます。

構成企業

構成企業は四十数社とそれほど多くありませんが、テンセントや拼多多、アリババなど投資家におなじみの中国企業が多く、少数精鋭という印象を持ちます。

KWEBの組み入れ企業top 10

Tencent 9.67%
Pinduoduo 8.19%
Meituan-class B 8.04%
Alibaba 7.81%
JD 6.67%
Bilibili 4.66%
Baidu 4.31%
NetEase 4.3%
JD health 3.94%
TAL Education Group 3.84%

(2021年1月6日現在)

出典 https://kraneshares.com/kweb/

設定開始日

設定開始日は2013年7月31日です。

配当利回り

ここ5年の分配金額は以下の通りです。

配当日分配金額(ドル)
2020年12月29日0.221
2019年12月27日0.041
2018年12月26日1.275
2017年12月19日0.338
2016年12月20日0.414

年1回分配金が出ていますが年度によりばらつきがあります。

2020年12月29日時点での利回りは0.31%でした。

配当目的には向かない、キャピタルゲイン狙いのETFといえます。

経費率

経費率は0.73%と、レバレッジなしのETFとしてはかなり高額です。

中国の有力企業にまとめて投資できるというメリットがあるとしても、この経費率に見合うか慎重な判断が必要です。



CWEBとは

基本情報

CWEBの正式名称は

Direxionデイリー・CSI中国インターネット指数株・ブル2倍ETF

レバレッジETF投資家にはおなじみの、Direxion社の商品です。

CSIオーバーシーズ・チャイナ・インターネット指数の2倍の連動を目指しています。すなわち、KWEBに2倍のレバレッジをかけています。

KWEBは日本の大手証券会社(楽天証券、SBI証券、マネックス証券)では購入できませんが、なぜかCWEBは購入できます。日本から購入するならCWEBの方が便利でしょう。

設定開始日

設定開始日は2016年11月2日と、比較的新しいレバレッジETFです。

利回り

2019年までは分配金がありましたが、2020年は無配でした。
TQQQもそうですが、レバレッジETFには無配のものが多くあります。

経費率

経費率は1.3%です。

レバレッジETFは経費率が1%前後の物が多いですが、その中でもやや高めという水準です。



KWEBとCWEBのパフォーマンス

リターンとリスク

KWEB

KWEBについては、QQQ、VOOと比較します。期間はKWEB設定後の2013年8月から2020年末とします。

最終的なリターンは、QQQ>KWEB>VOOです。
KWEBの特徴として値動きが激しいことがわかります。リターンがQQQを上回っている時期もありますが、リスク(標準偏差やドローダウン)は最大です。

CWEB

こちらは、レバレッジが同じ2倍であるQLD (ナスダック100)、SSO(S&P 500)と比較してみましょう。期間は2016年12月から2020年末までとします。

レバレッジをかけている分、KWEBより値動きが激しいことがわかります。この期間のリターンはQLDには劣り、SSOをわずかに上回ります。

しかし2020年以降だと景色が違って見えます。

CWEBのリターンはQLD、SSOを上回っています。
しかもリスクは最小で、シャープレシオは最大です。

2020年のテンセントをはじめとする中国株の躍進が反映された結果です。

流動性

たびたび弊ブログでお伝えしていますが、特にレバレッジETFでは流動性が重要です。
それぞれの時価総額と出来高を見てみましょう。

KWEB:時価総額 37.9億ドル、平均出来高 2,118,988

CWEB:時価総額 0.56億ドル、平均出来高 49,744

(2021年1月6日現在)

KWEBの流動性は個人投資家には十分でしょう。

一方CWEBの流動性は以前ブログで取り上げたWEBLと大差ないレベルの低さで、相場が急激に動いた時にきちんと連動するに不安が残ります。



終わりに

CWEBは中国企業の躍進を受け、2020年にはQLD以上のパフォーマンスを発揮しています。
今後中国が世界の覇権を握るようなことがあれば、いっそう優れたパフォーマンスを発揮するかもしれません。

レバレッジド・コア・サテライトの記事にも書きましたが、多くの投資家にとってレバレッジ3倍は高すぎると思います。CWEBのようなレバレッジ2倍のETFの方が、個人投資家には扱いやすいのではないでしょうか。

私は今のところナスダック100を中心にしていて、QLDを主軸に据えています。
ただCWEBは面白いETFだと思うので、動向については引き続き注目していきたいと思います。

投資はくれぐれも自己責任で。

皆様の応援が励みになります。
1日1回、クリック(↓)をよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

ABOUT ME
カガミル
理三→東大医学部卒の医師です。 2019年生まれの息子の子育て中。 子育て、教育、東大医学部/医療、投資について発信します。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA