プロフィール

カガミルの投資歴

理三→東大医学部卒医師のカガミルです。
現在大学で臨床、教育、研究を行っています。

プロフィールはこちらをご覧ください。

Twitterでは理三パパというユーザー名を使っていました。

私は投資家として様々な投資をしてきました。失敗もたくさんしましたが、その経験があるからこそ今のスタイルを確立できたと思います。
この記事では私のこれまでの投資歴を紹介します。読者の皆様にとって少しでも参考になる内容があれば幸いです。

なおこの記事はある程度投資の知識のある方を想定しており、投資用語の解説を行っていない点はご理解ください。

初心者時代の迷走

投資とは無縁だった頃

私が投資を始めたのは2008年のことでした。
とはいえその前まで私は典型的なマネーリテラシーの低い人間でした。大学の友人が株を買った話をした時に、「株はギャンブルでしょ」と言い放っていました(友よごめん!)。

ただそれはやむを得なかったかもしれません。というのもバブル期に歴代最高値の38915円をつけた日経平均株価は、その頃1万円台半ばと低迷したままでした。

またライブドアショックが記憶に新しい頃でした。ホリエモンこと堀江貴文氏がもてはやされてライブドアの株価はうなぎのぼりで、テレビでは小学生株主も紹介されていました。
しかし2006年1月17日、株価は連日のストップ安となり多くの人が損失を被りました。

当時、日本株で長期的な資産形成という考えを持っていた日本人は少なかったのではないでしょうか。
また、個人が米国株に投資するのは極めて難しい時代でした。

現物株取引

そんな私がなんとなく投資に興味を持ったきっかけは、株のスイングトレードについての1冊の本でした。楽天証券の口座を契約して数十万円の貯金を入金し、気軽な気持ちでスイングトレードを始めてみたのでした。

しかし素人にうまくいくはずがありません。テクニカルもファンダメンタルもわからず、まともな根拠なしに買う株を選んでいました。
しかもいざ株を買うと株価が気になりいてもたってもいられなくなり、ついついPCの画面を見てしまいました(汗)。損切りラインは設定していましたが、典型的な利小損大で資産が減る一方でした。

損をしたくないと、たった80円の利益で利確したこともあります(苦笑)。

忘れもしないのはゼファー株です。この会社をご存知の方は少ないかもしれません。
株を持っていたのですが、ある日突如下落してロスカットとなりました。唖然としてニュースを検索すると、子会社への貸付金が回収不能となる見込みとのことでした。そして間もなくゼファーは倒産しました。

逆指値を入れておいたのが不幸中の幸いでしたが、個別株の怖さをまざまざと思い知らされました。前向きに考えるなら、こういう経験を初心者のうちにできてよかったのかもしれません。

しかも2008年といえばリーマンショックの年で、後半に日経平均は7000円台にまで下落しました。テレビでは大損をした人のニュースが報道され、世間には暗い空気が漂っていました。
不運なことに、私が株を始めた頃はあまりにも地合いが悪かったのです。私は株を買うのをやめました。

信用取引

その後信用売りを始めました。世界的に株価が下落して買っても儲からないなら、売れば利益が出るのではという安易な考えでした(汗)。

しかし目論見は失敗に終わります。確かに売りから入った株価が下落して利益が出ることもありましたが、上昇して損をすることもあり、トータルではプラスマイナス0という感じでした。
安定して利益を出せる見通しが立たなかったことや、値上がりした時に損失が青天井であることから、間もなく信用売りもやめました。



日経225先物、オプション取引

個別株の怖さを知った私が次に手を出したのは日経225の先物取引でした。市販の本を読み、インターネットで販売されている情報商材にも手を出しました。

2010年頃有料の配信サービスに登録したこともあります。これはある個人トレーダーがシグナルを配信し、その指示で日経225を売買するというものでした。配信者は実績がある人で信頼していましたし、指示通りの売買で利益が得られることもありました。

しかしある時耐えられなくなりました。なぜなら売りポジションを複数持った状態で、日経平均が上昇し続けたからです。損失が青天井になる恐怖に襲われポジションを処分したくてたまらかったのですが、配信者からの指示は「売りポジションを継続」。そんな状態が数ヶ月続きました。

ようやく株価が下落して買い戻しができ、その後もある程度の利益は出ました。しかし売りポジションの含み損に耐えられなかった私はサービスの解約を決めました。この経験は自分の資産を人任せにすることの怖さを教えてくれました。

過去のデータを分析し、日経225先物のシステムトレードをやろうとしたこともあります。私が考えたルールは

日経平均が2日連続で陽線だった場合は、日経225先物を次の日の寄付で売り、引けで買う

というものでした。過去データを用いたシミュレーションでは利益が得られそうでした。

しかしこれも失敗に終わります。2012年以降に日経225は高騰し、連日陽線を描くということが何度もありました。ルール通りの売買では損失が膨らむばかりであり、このトレードをやめました。

過去データを元に設計したシステムトレードはいずれ通用しなくなると思います。
みんなが同じルールに従ったら利益が出なくなりますよね。

オプション取引も合わせてやりましたが、安定して利益を上げるのは難しいと判断し間もなくやめました。

FX

他の投資と並行してFXも始め、スワップポイント狙いと為替差益狙いの両方をやりました。

スワップ目的で豪ドルや新興国の高金利通貨を買ったのですが、新興国の通貨が下落したためむしろを損失を出しました。

FX初心者あるあるですね(苦笑)

為替差益を狙う投資についても勉強不足で、トレンドの逆張りにエントリーするいう典型的な失敗例をやることが多かったです。レバレッジが低かったため退場することはありませんでしたが、見切りをつけてじきにやらなくなりました。

振り返ってみると、最初の数年は色々な投資に手を出したものの主軸が得られずに迷走していました。2012年以降はアベノミクスを受けて株価は上昇していくのですが、私の頭の中には長期投資という考え方はなく、流れに乗れませんでした。

ただ、失敗しては投資を勉強して試行錯誤するという経験はその後の投資人生に生きたと思います。

主軸の確立

インデックス投資

転機となったのはインデックス投資との出会いでした。

初めて知ったのはカン・チュンドさんの書籍だったと思います。この本では投資信託とETFが紹介されていて、インデックスという「平均点」に投資する方法を知りました。私は感銘を受けその投資法の将来性に期待を持ちました。

カン・チュンドさんのブログ

2014年、私は楽天証券にNISA口座を開設し6年ぶりに楽天証券で取引を始めます。そして手当たり次第ETFや投資信託を購入しました。購入したのはTOPIX、REIT、先進国株式、新興国株式、債券などに連動する商品です。

結果的に功を奏し、購入した商品のほとんどがアベノミクスや好調な世界経済を受けて値上がりしました。この経験により私はインデックス投資の良さを知ったのでした。

2010年代後半になると個人の投資ブログが増え始めました。私はこれらのブログで勉強し、知識を深めていきました。そんな中で出会ったブログがあります。

レバレッジETF

2018年、私がレバレッジETFを知ったのはROKOHOUSEさんのブログがきっかけでした。この時の衝撃は今も忘れません。

SPXLとTMFを3:2で組み合わせる可変レバレッジドポートフォリオという戦略です。
この戦略の優秀さを確信した私は資産の一部を売却し、2018年の半ばからレバレッジドポートフォリオ(リスク大)を始めます。

運悪く2018年後半はクリスマスショックに見舞われ、米国株価は下落しました。しかしTMFがしっかりとポートフォリオを守ってくれたおかげで、動揺することなく持っていられました。

これをきっかけに、「インデックスにレバレッジをかける」という概念を理解するようになりました。

自動売買への「浮気」と後悔

自動売買との出会い

インデックスを中心とした投資は順調でしたが、好奇心から他の投資法にも手を出したくなりました。ちょうどこの頃、鈴さんやあっきんさんという投資インフルエンサーの影響で、FX自動売買の人気が出てきました。

鈴さんのブログ

あっきんさんのブログ

インデックス投資や可変レバレッジドポートフォリオに全く不満はなかったのですが、ついつい手を出したくなってしまいました(汗)

またCFD(contract for difference, 差金決済取引)のことも知り、日経225CFDの自動売買をしました。

いくつかのペアでFX自動売買を始めたのですが、期待していたのはトラリピのメキシコペソでした。それまでメキシコペソは5円割れをしたことがなく、安定しているというイメージでした。

確かに、2020年の初めまではまずまず利益が出ていたのです。



コロナショックの後悔

ご存知の通り、2020年世界はコロナショックに見舞われます。

あれは忘れもしない、3月9日月曜日の朝のことでした。
直前まで5円前後だったメキシコペソが4.6円台まで急落していたのです。

リスク管理をしていて、4.0円まではロスカットせずに耐えられるようにしていました。しかし、株価にも為替にも異常事態が起きていると直感が告げていました。強制ロスカットや追証の恐怖を感じた私は狼狽して全てのポジションを解除してしまいました。

結果論ですが、メキシコペソは一時4.2円台まで下落したものの、11月には5円台を回復したので持ち続ければよかったことになります。それでも恐怖を抱えながら普段通りの生活をすることはできず、ロスカットしてよかったと思ってます。

同じ頃、日経平均が1ヶ月で22000円台から16000円台に急落。日経225CFDの自動売買も途中で損切りしました。かなりの損をしたものの、退場しなくて済んだのが不幸中の幸いでした。

これを機に自動売買の大半から足を洗うことにしました。それからは、SSSさんがされているループイフダンの5すくみをやっていました。

(2021年1月追記:自動売買は放置すると追証が発生する可能性があり、考えた結果、5すくみもやめることにしました。)

現在 〜ハイテクを中心に〜

2020年からTQQQによりナスダック100への投資を開始し、ソフトバンクグループ(SBG)株も買い始めました。これから10年はAIを中心とするハイテクの時代であると考えており、有望な投資対象にはレバレッジをかけています。

SBG株について知ったのは東大バフェットさんのブログがきっかけでした。

東大バフェットさんは米国株投資を広めて日本を強くしたいという信念の元、初心者から上級者まで役立つ情報を発信されていて、所有しているSBG株についても紹介されていました。

ブログを見て、凡人には気づけないような物事の本質を見抜く卓越した眼力に加え、一流の論理的思考力や発想力に感銘を受けました。本当の天才だと確信しました。

個別株は、投資を始めた頃の苦い記憶があったため買わないつもりでした。
そんな私がSBG株を買うことを決めたのは、Twitterで多くの人の意見を聞いて将来性を信じることができたからでした。

特にピッフィーさんのブログに大きな影響を受けました。

ピッフィーさんは早くからSBG株の価値を見抜いていた慧眼の持ち主です。2019年に誰もがSBG株の先行きは暗いと考えていた頃もひとりSBG株の将来を信じていらっしゃり、尊敬しています。

2020年前半には可変レバレッジドポートフォリオを踏まえ、TQQQとTMFを合わせて持っていました。しかし低金利となりこれ以上長期国債のリターンは期待できないと判断し、TMFを売却しました。

今ではTQQQ+現金というシンプルなポートフォリオを主力としています。また、破壊的イノベーションに投資するETFであるARKKにも投資しています。

10年以上にも及ぶ投資を経て、失敗もしましたが多くのことを学びました。今ではそれなりにスタイルを確立したと思います。

もちろん投資に正解はありません。ただ、私はリスク管理をしっかり行い退場せずに済んでよかったですし、それが投資において最も重要だと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
カガミル
理三→東大医学部卒の医師です。 2019年生まれの息子の子育て中。 子育て、教育、東大医学部/医療、投資について発信します。

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