投資

一目均衡表で相場を読む

カガミルです。
レバレッジETFとビットコインに投資しています。

メインの投資戦略である「レバレッジド・コア・サテライト」についてはこちらをご覧ください。

このサテライト部分では、相場を予測しながら裁量トレードをします。

今回は相場の動向を読むのに私が使用している「一目均衡表」について紹介します。

一目均衡表とは

一目均衡表は、都新聞(東京新聞の前身)の商況部部長の細田悟一氏により1935年に発表されました。
氏の私設研究所で、のべ2000人にもおよぶ人手と7年間という歳月をかけて開発された大作です。

名前は氏のペンネームであった「一目山人(いちもくさんじん)」から取られていますが、相場の方向は「一目瞭然」であるという意味が込められています。

純国産のテクニカル指標ですが、外国でも「Ichimoku」の名で用いられています。

全七部作として刊行されていますが、その複雑な内容を全て理解している人はほとんどいないとされています。

しかし基本を押さえておくだけでも相場を読むのに役立つと思います。この記事では一目均衡表の最小限のエッセンスを紹介します。



一目均衡表の見方

一目均衡表の指標

S&P 500の一目均衡表を見てみましょう。

データはこのサイトから見ることができます。

https://www.traders.co.jp/foreign_stocks/foreign_index/foreign_index_chart.asp?ID=0403&smdct=1

こちらが、2021年3月12日時点での一目均衡表です。


色々な線がありとっつきにくく感じるかもしれませんが、慣れれば難しくありません。

まずは指標について説明します。

一目均衡表の指標:

  1. 基準線= (その日を含めた過去26日間の最高値+最安値)÷2 
  2. 転換線= (その日を含めた過去9日間の最高値+最安値)÷2 
  3. 先行スパン1= (基準線+転換線)÷2 を26日先行させて表示
  4. 先行スパン2= (その日を含めた過去52日間の最高値+最安値)÷2 を26日先行させて表示
  5. 遅行線= その日の終値を26日遅行させて表示

そして、先行スパン1と先行スパン2で囲まれた領域を「雲」と呼びます。

上の図では赤い雲と青い雲がありますね。

複雑で頭が痛くなりそうですね汗
実際のチャートでは自動的に計算されて表示されますのでご安心ください。

トレンドの転換

まず、相場の転換のシグナルです。

以下は上昇相場への移行を示唆するとされます。3つ揃うと非常に強い買いシグナルであり、「三役好転」と呼ばれます。

三役好転:

  • 転換線が基準線を下から上へ抜ける
  • ローソク足が雲を下から上へ抜ける
  • 遅行線がローソク足を下から上へ抜ける。

コロナショックから相場が回復する期間で見てみましょう。

このように、上記の3つのシグナルが全て出ています。

4月27日には全てのシグナルが揃って三役好転となりました。

先述の通り遅行線は26日遅れで表示するので、シグナルが出たのは3月11日ではなく26日後の4月17日です。

逆に下降トレンドに転換する場合は以下のようなシグナルが出ます。3つがそろうと「三役逆転」と呼ばれ、強い売りのシグナルとなります。

三役逆転:

  • 転換線が基準線を上から下へ抜ける
  • ローソク足が雲を上から下へ抜ける
  • 遅行線がローソク足を上から下へ抜ける。

トレンドの継続

上の期間の少し先、2021年1月頃までを見てみましょう。

この期間の大部分では上昇トレンドでした。一目均衡表では以下が上昇トレンドのシグナルです。

上昇トレンドのシグナル:

  • 基準線が上向き
  • ローソク足が基準線より上
  • ローソク足が雲より上

一時的に下落している時期もありますが、それでも雲が抵抗線となって再び上昇に転じています。

一方、以下が下降トレンドのシグナルです。

下降トレンドのシグナル:

  • 基準線が下向き
  • ローソク足が基準線より
  • ローソク足が雲より

なお上昇、下落いずれの場合も、ローソク足が雲を突破した場合は相場の転換点となる可能性があります。



一目均衡表とレバレッジETF

私はレバレッジETFに投資をしていて裁量トレードもしているのですが、レバレッジETFと一目均衡表は相性がいい気がします。

私が理想とするレバレッジETF投資は以下のようなものです。

  • 相場が下落した時、底付近で買う
  • 相場が上昇トレンドならどこまでも利益を伸ばす
  • 相場の天井付近で売る

一目均衡表はこういった相場を読むのに役立ちそうです。

なお、三役好転や三役逆転が揃うのを待つ必要はないと思います。待っている間に逃げ遅れたりチャンスを逃したりする可能性があるからです。

他のテクニカル指標(MACD, RSIなど)と組み合わせることで予想の精度が上がることも期待できます。

もちろん一目均衡表にも「だまし」はあり、予想とは反対の動きをする可能性は十分にあります。

それでもレバレッジETFなら追証を背負うことがないため安心です。

またLECポートフォリオなら常に現金があるため、二番底が来てもさらにナンピンするすることができます。

そして相場が上昇トレンドに入れば、安値で買ったレバレッジETFで大きな利益を得ることができるでしょう。

これからも一目均衡表をレバレッジ投資に取り入れて研究していきたいと思います。

レバレッジETFに投資していてある程度の短期売買をしたいという方は、取り入れてみてはいかがでしょうか。

なお、個別日本株の一目均衡表もインターネットで見ることができます。見たい方は銘柄コードと「一目均衡表」で検索してみてください。

投資はくれぐれも自己責任で。

皆様の応援が励みになります。
1日1回、クリック(↓)をよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

ABOUT ME
カガミル
理三→東大医学部卒の医師です。 2019年生まれの息子の子育て中。 子育て、教育、東大医学部/医療、投資について発信します。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA