レバレッジETF

暴落時はインデックスを売ってレバレッジETFを買え(後編)

カガミルです。
レバレッジETFとビットコインに投資しています。

前回の記事で、インデックス投資家は暴落時に手持ちの現金がなければ、インデックスを売ってレバレッジETFを買うことをお勧めしました。

ここではVOOとSPXLで解説しましたが、売買するのは他のETFでもかまいません。

前回の記事に補足する形で、いろいろなパターンを解説します。

株ETFを売る

VOOとSPXLは、どちらもS&P 500という同じ指数に投資するETFです。

S&P 500以外の指数の場合はどうでしょうか。

インデックスが対応するもの同士を売買

インデックスにもいろいろあります。

レバレッジのないETF(1倍ETFと表記します)と、それに対応するレバレッジETFの例を挙げます。

例えば半導体への投資として、「SMHを売ってSOXLを買う」というのものです。

SMHとSOXLについてはこの記事をご覧ください。

(注:厳密にはSOXLに対応する1倍ETFはSOXXですが、国内証券会社で購入できるSMHで代用します。)

レバレッジETFの中でも、特にSOXLは不景気で下落しやすいという特徴があります。しかし現在はAIの時代であり、その後は力強く上昇することが期待できます。

普段は比較的安全なSMHで半導体に投資しておき、大きく下げたところで一部をSOXLにスイッチする。

景気が改善しSOXLが再び力強く上昇すれば、大きなリターンを得られるでしょう。

インデックスが対応しないものを売買

何も、対応するものしか買ってはいけないというルールはありません。

例えば全世界株式ETFのVTに投資している場合、VTを売ってSPXLを買えば良いでしょう。

全世界株式のレバレッジETFは販売されていませんが、全世界株式と全米株式の値動きの相関は強いので、SPXLで代替可能です。

また特定のセクターや地域のレバレッジETFを買う、例えば

VOOやVTを売って、TECLを買う

というのもありです。

私が売るETFとしてお勧めするのはVIGです。

VIG:バンガード米国増配株式ETF

ご存知の方が多いと思いますが、VIGは財務状況が優良な企業が多いため、VTやVOOなどのインデックスに比べると経済危機で下落しにくいという特徴があります。

だから例えば下落率の高いSOXLと組み合わせ、

VIGを売ってSOXLを買う

というのはよりリターンが期待できそうです。

ちなみに2021年3月現在VIGにはAppleが組み込まれていません。
近い将来Appleが組み込まれればさらにパフォーマンスが高くなるのではと期待しています。

投資信託を売る

インデックス連動型のETFではなく投資信託に投資している場合も同じことができます。

ただし売却注文を出してから取引成立までに1日以上待つ必要があるのがデメリットです。



他のアセットのETFを売る

株ETFだけでなく、債券ETFやゴールドETFを売るのも一案です。

総合債券のETFであるBNDは昔ほどの安定度はなく、2021年1月から金利上昇の影響でじわじわ根を下げています。ゴールドETFのGLDやIAUにも同様の傾向が見られます。

それでもレバレッジETFに比べれば不況でも価格は保たれます。

だからこれらを売ってレバレッジETFを買うのも1つの方法です。

個別株を売る

では、個別株のみに投資していて、インデックス対応の商品を持っていない場合はどうすればいいでしょうか。

この場合は手持ちの個別株を売ることになります。ただしどの個別株でもよいわけではありません。

一例として、Appleが下落した時にTECLを買うという投資法があります。

3倍ETFマンさんが提唱された方法で、これを実践されて億り人になったそうです。

TECLに対応する1倍ETFのXLKでは、構成銘柄はAppleが約22%と最多で、次にMicrosoftの約20%、以下VisaやNVIDIAが続きます(2021年3月24日現在)。

https://www.barchart.com/etfs-funds/quotes/XLK/constituents

TECLはAppleと値動きの相関が強く、不況時にAppleよりも大きく下落します。

現金がないけれどもApple株を持っている場合、Apple株を売ってTECLを買うというのは理にかなった戦略だと思います。

ただし、同じハイテクセクターでも値動きが激しい株は売る株としてお勧めしません。
Appleのように大型で安定した株だからこそこの方法が使えるのです。



まとめ

経済危機で現金がないがレバレッジETFを買いたい場合

売るとよいもの:インデックス、VIG、債券、ゴールド、一部の安定個別株

買うとよいもの:SOXLのように不景気に弱いレバレッジETF

今回は、暴落時にインデックスを売ってレバレッジETFを買う投資法について、いろいろなパターンを解説しました。

参考になれば幸いです。

投資はくれぐれも自己責任で。

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ABOUT ME
カガミル
理三→東大医学部卒の医師です。 2019年生まれの息子の子育て中。 子育て、教育、東大医学部/医療、投資について発信します。

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